トンネルズ&トロールズ(T&T)
[ゲーム紹介]
トンネルズ&トロールズ(T&T) 最終更新時間:2015年02月18日 20時25分23秒
発行年:1987年12月30日
発行:社会思想社
価格:680円
版型:文庫
使用ダイス:D6
※日本語版についてです。
ゲームの紹介
ワールド無しのファンタジー物というD&D以来の伝統(?)を継承したルール。私が初めてプレイした思い出のゲームでもある。
クラス制でクラスは戦士、盗賊、魔法使い、魔法戦士。種族は人間、エルフ、ドワーフ、ホビット、レプラコーン、フェアリー。他にワークリーチャー(狼男とか)も使えたはず。
とにかく6面ダイスをいっぱい使うゲーム、と言うのが第一印象。とにかくたくさん使う。何しろダメージは全てD6+何とかの形式になっていて、大きい物では6個も7個も使う。その昔、「サイコロ百個剣」という言葉があったけれど、それは(多分)このゲームから来ているんじゃないかと思う(T&Tだけの用語だったかも?)。実際私がやったゲームにはサイコロ百個剣が登場した。最初はともかく途中からは面倒になって十個振ったのを十倍したけど。まぁ手のひらに溢れるほどの数のさいころを振れるゲームは他にはないだろうね。
戦闘も大味で、プレイヤー側全員のダメージの総計とモンスターレートというモンスターの強さを比べてその差を少なかった方がダメージとして受ける、というもの。戦略もへったくれもなし。ダメージ系の魔法もその中に組み込まれてオールオーケー。
特筆すべき点は、このゲームにはマスケットライフル、火縄銃などの火器があったこと。バカ高くて使わなかったし後半は例のサイコロ百個剣使ってたから要らなかったけど。あと、武器や防具がやたら数があって巻末には詳しい紹介が載っていたっけ。アイテムコレクションが出るまではコイツがアイテムコレクション代わりだった。
作りたてのキャラは大抵貧乏なので少しでも強い装備にしようと首っ引きで見て装備を決めていったな。防具も部分鎧と完全鎧に分かれていて、布の服+鉄兜みたいな格好で少しでも防御力稼いだり。
とにかくその時間がかなり楽しかったのを覚えてる。
大味なので流石に今やると味気ないけど、初めての人にはまごつかなくて良いかもしれない?
(山哲)
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